2010/04/10

近い未来のお話


今日は、 文字とデザイン2010 に行ってきました
場所はまさかの母校の近所の大国町!
地元ということでテンションも高めで行きました
相変わらず治安の悪いこと

会議室に行くとまず目に入ったのが素敵なクリアファイルの数々 。
写真の2人の真剣な顔ったら。 。



「♩何が出るかな何が出るかな♩」
50円しか出ませんでした よしみん撮影



モリサワビル、 建物内もお洒落です


エントランスの壁一面に文字!
みーくんも驚き!!

この講義、朝10時半〜17時までという大変長いものだったけれど
本当に価値のある時間でした。
美しいフォントを見ると、やはり惚れ惚れしてしまいます 。

それに個人的にはメディアデザインだとか、
最近考えていることと凄くリンクしているお話ばかりでタメになりました。

BCCKSってどうなんだろうなあ。
いや、凄く素敵なサービスなんだけれど、個人的には大好きなんだけれど、
WEB上で本を作ってそれを天然文庫、というカタチで文庫本にするということについて。
1部から発刊可能でそれに値段も相当お手頃で、誰にでもすぐに本が作れてしまう 。
印刷会社・本屋さん・それを中継する数々の会社にもこれから影響が及ぶ
市場の混乱、企業の倒産、流通システムの崩壊。

最近の例ではipadも発売されて、いずれ教科書も液晶になったりだとか、
赤ちゃんの絵本まで液晶になったりだとか、そうなったりしたらわたしは悲しい 。
もしそうなるとして、何世紀も未来とかそういう話じゃない
もうすぐそこまできている。

前にしたMTの中で出た話だけれど、
このままデジタル技術も医学もすべて何もかもの技術が発達していって、
そうしたら例えばクローンで青く光るウサギが生まれて
子供達がそれを見て「綺麗だねー」なんて他愛のない会話を交わしていたり、
クローン人間だってできて、自分で何もかも全てプログラミングして
理想の恋人を作り上げて結婚したり、 、

今の私達はそのようなことに違和感を覚えるけど、
少し未来の私達の孫世代は違和感を感じないかもしれない。
青く光るウサギが普通なのかもしれない。
親だって理想の子供だけを作るかもしれない。

そんな世界 怖いし奇妙、 気持ち悪い。
食い止めるために何かできるのは、まだ違和感を覚える今のうち

全て思い通りにいくことが幸せではないでしょう、不完全さが人間らしさ
そうだと分かっているのに何故思い通りに便利になるようにするんだろう
寂しさ・虚しさ・違和感はその便利さを手に入れた代償 。

どうにかならんのかなあ
ということをまた機械に打ち込むわたし 。

あ 今日北川一成さんのことがより一層好きになりました !

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ryoco yoshida

京都精華大学
グラフィックデザインコース在籍。
ファンキーでファンシーな女子になる。
コラージュ作品を主に制作。
ダンスも少し。
( Kyoto家Gallery 企画 : dpi )
ryoco.mail ♠ gmail.com

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