2010/10/25

おかあさんはすごい



恥ずかしながら1回生の頃の作品。
植物園でドローイングしたもの、テーマは植物(←まんまだな)。
この時はがむしゃらに作品に対して一生懸命向き合っていた。
完成度とかクオリティは抜きにして、この作品には思い入れがある。
テーマとか自分の目標を持って、初めてそれに沿えたんじゃないかな。

高校生の時になまじポスターとかビラとか校内向けのを作って、
なまじHPなんか作って、そんでグラフィック分野いいんじゃない、
みたいな感じで決めた進路、大学。

入学してみて、普通にびっくりした。
才能ある、みたいな人に初めて出逢って、みんな負けず嫌いで、
先生が言い放った言葉「この教室にいるみんな、敵やからね。」

そっそんな!そうなの!えええ!ってなった。
スポーツとかやってて、試合なんかしたら絶対に勝敗ってあるじゃない。
勝者がいたら敗者がいるじゃない。そんな弱肉強食な世界が嫌で、
だから一般的に言われる芸術という世界に来たのだけれど、違うんだ、と思った。
甘いんだろうな。裏を返せばわたしも負けず嫌いのかたまり。

そして時間が経つにつれて、みんながどんどん熱心に活動していく中で、
わたしのしたいことって何だろうって冷静に考えてみた。
まずイラストなんか描けないし、写真しようにもカメラ持ってないし(借りられるけど)、
本読んで勉強しようにもお金ないし3日坊主になるし、
変なところで人見知りするし(本当に)、優越感よりも劣等感を強く感じてた。
そして正直、焦ってた。

でも2回生になるとき、少し心境の変化があった。
本当にしたいこと、自分の原点が少し見え始めて来た。
でも、それって正直デザインとかと関係ないんじゃない?って思い始めて来た。
漠然とマザー・テレサのような人になりたいんだ。わたしは。博愛主義なの。

デザインを極めるだとか、本当に伝えたいことがどうのこうのとか、
就職活動だとか、コネだとか、まじでどうでもいいと思った。

自分なりのアートワークもそれなりに完成させたい。
やっと見つけたのが昔からちょこちょこ好きだった「コラージュ」。
それもでも、何だか行き詰まってきた。

課題と企画やらで時間配分も下手糞で、
自分の好きなこと、気まぐれなベクトルが向くことだけこなして、
でも結局は全てが中途半端なままで、どうしようってなってた。

就職活動してる人達を見て
「何を行き急ぐの」「日本の就活おかしいだろ」「就活って異国の言葉?」
なんて思ってたんだけど。


今日、何気なくお母さんに電話してみた。
「どうしたの?」
「いや、何もないんやけど、時間あいたから。」
「そうなん、嬉しいわあ」

兄が教員採用試験に通って来年から教師になる。
部屋を掃除したよ。
他愛のない話をして、わたしの将来の話になった。

お母さんはあたしのことよく知ってる。
あなたはこんな時こうだったでしょ、だからこういうのが向いてると思うの。
諭してくれる。私が無知なのもあるんだろうけど、不思議な説得力がある。
そして繋がった。

今のわたしに足りないもの、全てが中途半端になる原因。
それは、「目標」。
今のわたしには目標がない。
こうなってやる、とかいう理想があまりない。

だから、今のりょうこはふわふわしてるって。
まるで気体のようにふわふわふわふわ
2回生の間に液体、いや、スライム状にはなっとけって。
言われてみれば、ほんとに今のあたしはふわふわしてる。
だって大学卒業と同時に海外で自給自足生活したいとか思ってたもん。
現実見なさいって?その通り。お恥ずかしい。

そう言えば中学の頃は中2で志望校を決め、
自ら厳しい塾に行かせてくれとお願いしたっけ。
高校生の頃は高1で既に精華へ行くことを決め、
高2の夏に1人でオープンキャンパスに行き
精華の生徒と沢山お話をして情報館で2時間ぐらい時間を潰したり、
部活と両立させて画塾も必死こいて通ったっけ。

今のわたしにはそう一生懸命になれる目標がないのです。
はああああにしても答えはそんな簡単なものだったのか…何だか拍子抜け。

という訳で目標をとりあえず決めなくちゃ。ね!
ぼんやりは決まっているのですが。もっと、具体的に。
目標が決まったらあとは本気でがんばるだけだ。
なんてシンプルで単純なこと!
今日はそんなところ。

お母さんはいつまで経ってもお母さんなのです。
お母さんみたいなお母さんになりたい。
いつもありがとう。はふーすっきり。

おやすみなさい。

2010/10/09

アメとフロ



¥2010 exhibition-Final @ 大丸心斎橋北館
夏に引き続きまたもや1作品出展させて頂きました!

今回は何と、わたくしの実の父が作品を購入してくれました!
しかも、出展すると言っただけでどんな作品かなんて全く見せていないのに、

「キャプションも何もついてなくてあまりにも作品が多いから
 りょうこの作品は見つけられへんと思ったけど、
 最後にエレベーター付近で見つけた絵にピンときて
 イチかバチかで買ってみました。合ってるかな?」

と連絡がきて、聞くと見事にわたしの作品…!

うわあああああお父ちゃんすげいよう!ありがとう、嬉しい!
仕事帰りにわざわざ心斎橋に寄ってがんばって見つけてくれました。
見ず知らずの人に見て頂けるのも嬉しいですが、
身内にこんなかたちで絵を見、買ってもらうというのも変な感じですが嬉しいです。

「なかなか良かったよ」と言ってくれました。


何だか最近部屋が物凄く汚くて自炊もしていないのですが、
がんばって掃除して、綺麗に保って、料理して、
自分が住んでいた頃の実家のあたたかさを感じられるような
1人暮らし生活にしたいなあ〜なんてことを、
雨の夜のあたたかいお風呂でぼんやりと考えていました。

2010/10/02

fall in



もう早いもので10月!秋だー!
肌寒いし昨日はヒートテックインナーにタイツ着用でした。
長野県民のお友達には「そんなのじゃ冬生きていけないよ」と言われる始末。
そう言えば中学生の頃も毎年言われ続けてきたことを思い出した。
冬耐えられなくなるから今我慢するなんて、どうせどちらも耐えられないんだから。

後期の授業が始まって、夏休み直前のあの鬼のようなハードスケジュールに比べたら
随分とマシです、今のところ。
あれは本当に眠れなくて死ぬかと思った。
今日も何やかんや課題に追われているけど少しだけゆったりとした時間。

9月は本当に何もしなかったからなー、
おかげで普段酷いときで月3ほどしか入らないバイト先の店長に
「吉田さん、最近めっちゃ入ってない?ぶふう」と笑われる始末。
何せ週5入りましたから。そりゃあ言われるでしょうよ。
こんなマイペースなのに雇って頂いて感謝ですな。
10月からまた課題地獄、祭のためのダンス練習地獄なので
だんだん存在感がなくなっていくでしょう。 ………。

最近はと言えば、V.O.V art project という
12月開催のイベントの企画にちょこっとだけ携わらせて頂いております。
デジクリのhactionのみんなも協力してくれることになって、
これから楽しくなりそうな予感!ひゅー、感謝感謝、です!

それに学祭まであと1ヶ月。
一応わたくし、ダンサーとしてステージに上がります!
前回はヒップホップでしたが今回はガールズ!まさかの!あはははは
あと1ヶ月セクシーさを追求して生活していけたらな、と思います。
頑張らねばぬ、

どちらも日程や詳細が決まり次第お伝えしていきます!


今もう色んなことに手を出しすぎて自分が何したいのか分からない、と言う人がいた。
けど、例えば部屋を掃除している途中段階・特に最初の方って、物凄く部屋が汚くなるものではないか?
片付けるために散らかる。必然なのである。
だから、今そんな状態なんじゃないかなあって。

最近印象的だった話はそのお話。だから自分は何も出来ていないなんて思わなくていいのになって。

次はわたしがわたしを客観的に見てみよう。
まだそこまで散らかってもいないんじゃないか?

忙しいとかしんどいとか言うのはやっぱり言い訳だと思うので、
もう少し思い切ってがっついていこ。うむ。

ryoco yoshida

京都精華大学
グラフィックデザインコース在籍。
ファンキーでファンシーな女子になる。
コラージュ作品を主に制作。
ダンスも少し。
( Kyoto家Gallery 企画 : dpi )
ryoco.mail ♠ gmail.com

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